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花吹雪かと思ったら…? 木曽川橋で出会った幻想と現実

住宅事業部 | ひとりごと

先日の帰宅途中、木曽川橋でちょっと不思議な光景に出くわしました。
橋の手前では、白っぽい何かがちらちらと舞っていて、「あれ、どこかで桜のような花でも咲いているのか?」なんて、考えてしまいました。まだ9月なのに、どこか春のような雰囲気を感じました。
でも、橋に差しかかるとその光景は一変。まるで花吹雪のように、空中を無数の白いものが舞っていて、思わず見とれてしまいました。
最初は「きれいだなあ」と思っていたのですが、よく見ると…それは花びらではなく、羽虫だったのです。しかも大量。あたり一面に舞い続けていて、幻想的というよりは、だんだんと背中がゾワゾワしてくる感覚に変わっていきました。
あとで調べてみたところ、羽虫の正体は「カゲロウ」だそうです。毎年9月ごろになると繁殖期を迎え、木曽川に生息するカゲロウたちが橋の灯りに誘われて、大量に集まってくるのだとか。
自然がつくり出す一瞬の景色は、時に美しく、時に少し不気味で、どこか神秘的です。
あの光景を見た瞬間の驚きと、思い込みが裏切られたときの感覚は、きっとずっと忘れないと思います。
季節はずれの「花吹雪」、それは小さな命の営みがつくり出した、自然からのサプライズでした。

厚見建設工業株式会社 住宅事業部 松本

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